こんにちは☺
本日は薬物療法のおはなしをさせて頂きます!
一般に、パニック障害の治療で最初に用いられる薬は、SSRIをはじめとする抗うつ薬と抗不安薬の一種であるベンゾジアゼピン系薬剤が用いです。
SSRIは即効性がなく、効果が出るまでに3週間ほどかかりますが、この時期を乗り越えると治療がスムーズに進みます。パニック障害は身体の変化に敏感な為、薬が身体になじむまでに副作用が出る場合があります。「副作用で大変なことになる」と不安が大きくなってしまうかたもいるため、自己判断で薬を中断することは避けたほうがいいです。
また、一方で飲むとたちまち効果がある「発作止め」「お守り薬」と称されるベンゾジアゼピンなどの安定剤があります。以前はよく使用されていましたが、発作を抑える為の鈍服であり、根本的な治療にはなりません。それだけでなく、パニック障害の長期的や慢性化など、かえって悪化させることもあるため、注意が必要です。
今回はここまでとなります(^^♪
次回は【精神療法】のお話をさせて頂きますのでよろしくお願い致します👍